投げ出さない理由

続けることが昔から苦手です。

完璧主義というと聞こえはいいですが、100点に近いものを毎回作ろうとしてはもちろん最初から思うようにいくはずもなく匙を投げ出すということを幾度となくしてきました。

仕事は投げ出すわけにはいかないものの、いつも効率よく進められない。自己嫌悪を抱いていたある日、同僚がふと口にした言葉にハッとさせられました

「まず60点でいいから、と自分に言い聞かせて諦めないで続けています。」

そう。完璧よりも数をこなしていく事を心がけているのです。

私のしようとしていたことは自己満足の100点だったのだという事を実感しました。

自分が100点に近いと思って出したものは受け取る相手も同じ様にいい評価をしてくれるとは限りません。「どうして！こんなに頑張ったのに」などと思うのは自分の基準のみで判断をしているからです。

当たり前かもしれませんが最初からいいクオリティのものは作れません。とにかく回数をこなしてそこへ力を正しく注いでいれば必ず「質」がそこに生まれてくるのです。

ただ一生懸命に仕事をしては思う様にならなくては落ち込んでいた私には目が覚める様な言葉でした。

そこでふと自分の生活について考え直してみます。特に趣味がない私も、物が好きで小さな生活の記録をするや人のブログを読んだりする事は好きでした。

以前雑記で述べましたが私の手元には新聞で見たレシピの記録や、ふと思った事をメモした紙切れ、お気に入りの食べ物の感想などたくさん残っています。

立派な機械音痴な私ですから（笑）ブログの書き方も含め、身の回りの好きなものについて60点を目指しながら細々と記録できたらと思います。

私が昔そうしていた様に、見ていてくださる方がいつかできます様に。